『 時は金なり 』

昔からよく聞くことわざがある。

誰もが平等に与えられた唯一のもの それが ” 時間 ” 

時間を作り出すのも、無駄に使うのも、有意義に使うのも人それぞれの裁量次第。

無駄ととらえるか。有意義ととらえるか、それは各人の価値観によって変わり、他人がその良し悪しを判断することはできない。その人ならではの時間の使い方はその人のみに与えられた特権だからである。

たった一つだけやってはいけないルールがある。

それは 「人の時間を奪うこと」。

これは知らず知らずのうちにやってしまっている。

今話題になっている、相手に電話をかける行為も、相手の時間を強制的に奪うものの一つと言えそう。それが、関係のない営業の電話だったらなおさらかもしれない。現代はEメールやLINEといった 相手の都合に関係なくメッセージを伝える便利なツールがあるのだから、緊急性の高い要件以外はできるだけ相手の時間を強制的に奪うような方法は避けるのがマナーとも言える。

時間はとても貴重なもの、生まれた瞬間から時間を消費してゆくのが人生と考えるならば、できるだけ、自分にとって後悔の少ない時間の使い方をして行きたい。

時間は買うことだってできる。東京から名古屋に行くのも、新幹線なら1時間半 高速バスなら6時間弱 往復を考えれば 新幹線は3時間と高速バスは12時間といった4倍の移動時間の差が生じる。お金をかけることによって移動時間を少なくし、他の時間を作り出す。それぞれの立場によって何を優先にするかが違ってくる。

今一度、自分を振り返って 平等に与えられた ” 時間 ” の使い方 を考えてみたい。

学びに使うのも良し、健康に使うのも良し、気の合う仲間と使うのも良し、本を読むのも良し、旅行に行くのも良し、リフレッシュするのも良し、クラシックコンサートに出かけるのも良し、映画を見るのも良し、素敵なカフェで過ごすのも良し、海の砂浜で過ごすのも良し、ドライブに行くのも良し、寝るのも良し、芸術に触れるのも良し、ショッピングに出かけるのも良し、ボランティアをするのも良し、仕事をするのも良し、スポーツをするのも良し、星空を見るのも良し、山に登るのも良し、お風呂に入るのも良し、カラオケに行くのも良し、家でまったりすごすのも良し・・・何でも良し。

それぞれのワクワクした楽しいシーンが思い浮かんでくる。

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