7月に入って まだ梅雨明け宣言がない中、いつもより食欲がない感じ・・・
そんな中、一つの試みがなされた。
「いつも使っているお椀を新しくして変えてみた」 というほとんど変化のない試みである
これで食欲が変わるんだろうかと半信半疑だったが、試してみるといつもより
おいしくいただけたような気がしてきた。
いつもの漆塗り風の赤と黒の器から 会津塗風のシックなブラウン調の器へ たったこれだけで随分とおいしくいただけるような気がしている。
中身はほとんど変わっていないのに、器を変えただけでなんとも気分がいい
たぶん 梅雨ではないタイミングで同じ試みをしてもおいしく感じたと思うが、梅雨だからこそ余計に何か試して気分転換したいと思ったことには間違いない。
器だけでなく、中身の具材も変えてみたい・・・という新たな試みも生まれ、どんどんポジティブな発想へと結びつく。
日本人はこのような様々な工夫をして、不快な気分を少しでも快適にしようと試みてきた。
日常生活で簡単に取り入れることができるのだから なにかどんよりと気分が乗らない時など ちょっとした変化を求めて試すことが、案外簡単に気分転換できるような気がする。
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