この漢字『隙』は「げき」や「すき」と読み スキマ を意味します。
誰もが自由に使える スキマ時間 そのほとんどが スマホ に奪われているのです。
以前なら スキマ時間を利用した読書や考え事、ぼーっとする時間さえも スマホに奪われています。
今や なくてはならないスマホですが、一方ではスキマ時間を奪ってしまう道具となっていたのです。
スマホでスキマ時間に読書をすればいいと言えばそれまでなんですが、案外 読書は後回しになってゲームをしたり、ニュースをみたり、Twitterやインスタグラム、フェイスブック、LINEをみたりメッセージを送ることが優先されているというのは、だれもが心当たりがあるのではないでしょうか。
スマホがない時代には、文庫本を持ち歩いてスキマ時間を見つけては読み続けていた人が多かったですし、読みかけの所になると栞(しおり)を挟んだり、本に線を引いたりメモしたりする人も見かけました。今ではなかなか見られない光景ですし、社会の風景そのものが変わってきたように感じます。
それでは スキマ(隙間)時間とは 1日の中でどのような時間があるのでしょうか?
- 通勤、通学の電車などの移動時間
- 昼休みなどの休み時間
- 寝る前の時間
- 待ち合わせの時の時間
- 行列などに並んでいる時間
- 何かの待ち時間
- 人によってはトイレや入浴の時間
などなど ある統計によると一人当たり平均約1時間はスキマ時間があるとのこと。ちりも積もれば山となるではありませんが、まとめると思ったよりも多い時間があることに気が付きます。
この時間をうまく活用出来たら、どんなに有意義になるでしょう、またこの時間はただ消費されてゆく時間なのでしょうか、
ほんの少し、意識するだけでスキマ時間をうまく活用できるようになるかもしれません。
スマホに奪われたスキマ時間を少しでも取り戻してみませんか。
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